CL125 その91 シリンダーヘッド組立て

依頼していたシリンダーヘッドの手直しが完了し、返送されてきました。

返送されてきたシリンダーヘッド。

開梱。

問題だったバルブガイドを早速チェックしましょう。

再度打ち換えられたバルブガイド。

今回はインナーバルブスプリングのガイドもあって大丈夫。

バルブスプリング借り組み。

偏芯することもなく問題なし。

やれやれ、やっとヘッドを組み立てられます。

バルブの当たりチェック。

光明丹をつけてチェックします。

幅約1㎜で均一に当たっているようで問題ありません。

バルブシート側の当たりチェック。

こちらも問題なし。

ノックピンの挿入確認。

今回、ヘッド側は歪み取りのために0.5mmの面研をしました。

研磨をすると当然バリやカエリが出ます。

そのままではノックピンが入りません。

そこで、

バリ・カエリの除去。

バリ取りツールで面取りしつつ除去しておきます。

ステムシールの組み込み。

奥まっていて入れにくいので、ピンセットの助けを借ります。

傷を付けないように先端が樹脂になったピンセットを使用。

ステムシールセット完了。

以前にも紹介しましたが、Ape50用を流用しています。

バルブスプリングシートの組み込み。

忘れずに入れます。

バルブスプリングの組み込み。

バルブコッターの組み込み。

バルブスプリングコンプレッサーを使ってバルブスプリングを圧縮、

バルブコッターを組み込みます。

バルブスプリングの組み込み完了。

燃焼室側。

書き忘れていましたが、プラグホールはタップを通して修正、清掃しています。

カムシャフトへのカムチェーンスプロケット組み付け。

バイスでスプロケを固定して作業します。

もっと大きくてしっかりしたバイスが欲しいところです。

ガレージを建てたら設置しますよ。

ロッカーアーム組み込み。

ロッカーアームシャフトホルダー組み込み。

表面が腐食しているカバー。

これは部品取りエンジンから取り外した物です。

元エンジンの物は表側こそ綺麗だったのですが、

ガスケット面が荒れていて、オイル漏れの原因になっていました。

そこで、部品取りエンジンから外したこちらを使います。

表面の研磨。

あまりにも表面の腐食が酷いので、研磨します。

カバーの組み付け。

新品のガスケットをセットして組みます。

オイル漏れは解消するはず。

ヘッド組み立て完了。