F650GS 2017車検整備 その8 プラグ交換(後編)

ようやく古いプラグを取り外すことができました。

新しいプラグを取り付けます。

取り付けるプラグ。

デンソーのイリジウムプラグIXU24です。

新旧プラグ比較。

今まで取り付けられていたのはNGKのDCPR8Eでした。

プラグの取り付け。

ねじ込み始めは、力を入れやすいハンドル類を使用せず、指先の力だけでねじ込みます。

ハンドル類を使用すると、ねじ山が正しくかみ合っていない状態で

無理にねじ込む原因になり、ねじ山を傷めてしまいます。

プラグ交換は、一般的にはメンテナンス初心者向けの作業とされています。

しかし、失敗したときの代償が大きく、油断は禁物です。

最悪の場合は、車体からエンジンを下ろし、分解が必要になってしまいます。

トルクレンチで本締め。

プラグを指先だけでねじ込んでいき、ガスケットが着座したのを確認したら、

トルクレンチで本締めします。

あとはイグニションコイルを差し込み、

コネクターを接続してプラグ交換作業は完了です。

ふぅ。

スロットルワイヤーの点検。

せっかくの機会なので点検しておきましょう。

ホツレはなく問題なし。

防錆と潤滑のためにグリスを塗っておきます。

エアフィルターハウジングのコネクター。

スロットルボディ接続部にグリスを薄くぬっておき、接続しやすくしておきます。

ブリーザーパイプの接続復元。

エアフィルターハウジングとスロットルボディの接続確認。

コネクターがめくれたりしていないかよく見て確認しておきます。

写真下、アイドルエアホースも復元。

ナットで固定。

サイドカバーの取り付け。

プラグ交換後、試走してみました。

プラグ交換前と同様、普通に不具合なく走ります。

交換の効果は分からなかったわけですが、

調子が悪くなる前に手をいれたわけで、それで良いのです。