CL125 その66 腰下 クラッチ側分解

ジェネレーター側に引き続き、クラッチ側も分解していきます。

クラッチ側は昨シーズンの整備でも手を付けていないので、状態が判りません。

果たして中身はどうなっているのやら。

カバーの取外し。

ネジを緩めて取外します。

インパクトドライバー必須。

カバー取外し完了。

ガスケットで貼り付いているのですが、外すために力を加えられる箇所がなくて苦労しました。

スラッジまみれ、ということはなく意外にも綺麗です。

R1-Zはよく考えられていて、カバーを引きはがしやすいようにリブがありました。

他にも整備しやすいように細かい配慮があって素晴らしいです。

キックペダルのリターンスプリング取外し。

オイルフィルター部のワッシャー取外し。

忘れずに取外しておきます。

オイルフィルター取外し。

クランクシャフト端部に勘合しているだけなので、引き抜きます。

クラッチスプリング取外し。

インナー・クラッチ板の抜き取り。

オイルポンプ固定ボルトの取外し。

クラッチアウターの取外しにそなえて、オイルポンプ固定ボルトを取外しておきます。

クラッチアウターとオイルポンプはリンクでつながっているためです。

緩み止めワッシャーの爪を曲げ戻してからボルト外します。

作業にはタガネが便利です。

インナーの固定部。

ナットで固定されていると思ったのですが違いました。

サークリップです。

しかもこのサークリップ、左右非対称の形状です。

昔はこれが普通だったのでしょうか???

サークリップの取外し。

インナーの取外し。

アウターの取外し。

オイルポンプとまとめて引き抜きます。

クラッチを取外したクランクケース。

シフトドラムを動かすアームに何か付着しています。

クランクケースの合わせ面に使われる液体ガスケットでした。どうして???

シフトシャフトの抜き取り準備。

ジェネレーター側のサークリップとワッシャーを外しておきます。

シフトシャフトの抜き取り。

それにしてもなんでこんなところに液体ガスケットが付着したんでしょうか???

クラッチリフターの抜き取り。

紛失しないうちに外しておきます。

プッシュロッドで反対側から押せば簡単です。

次はクランクケースを分割します。