エンジンのシリンダーとヘッドは、内燃機加工業者に加工依頼中ですが、
納期が20日ほどかかるとのことでした。
そこで待っている間にキャブレーターの追加整備をします。
ガソリンのにじんだキャブ。
本体とフロートチャンバーの合わせ面からガソリンがにじんでしまっています。
オーバーホール時に、キースター製の新品パッキンに交換したのですが・・・。
今回はホンダ純正の新品パッキンが入手出来たので交換してみます。
ちなみにフロートチャンバーは針金状のバンドで固定する構造です。
ほとんどのバイクで採用されているネジ止め構造と比較して、
合わせ面の密閉力が弱いこともガソリンがにじみやすい原因かもしれません。
パッキン比較。
左が今まで使用していたキースター製パッキン、
右がホンダ純正パッキンです。
断面比較。
マイクロメーターでざっと測ってみたところ、
左のキースター製パッキンは厚さ約1.4mm、右のホンダ純正は約1.6mmでした。
ホンダ純正の方がわずかに厚いので、ガソリンにじみが収まることを期待。
チョークのリンクロッド交換。
新品が入手できたので交換しておきます。
元々の物は酷く錆びて完全に固着していました。
加工中のエンジン部品が早く戻ってこないかなあ。