1KT(TZR250)のキャブを流用して取り付けるためにオーバーホールしました。
せっかくなので組込む前に純正キャブと比較してみます。
なお、どちらのキャブも一部部品が非純正になっていますのでご了承下さい。
比較表。
大きな違いは、口径、キャブヒーターの有無などです。
(表に間違いなどあったらご指摘頂けると助かります)
比較写真。
左がR1-Z純正、右が1KT(TZR250)です。
エンジン側からの比較。
口径が違う他、R1-Z用はクーラントを流すキャブヒーター用の流路があります。
スロットルスクリュー比較。
右の1KT用は手で回せます。
太いフレームとカウルがあってドライバーが入らないための対策でしょうか?
フロート比較。
R1-Z用は角張っていますが、1KTは丸型です。
R1-Zキャブの燃料フィルター。
R1-Zキャブにはガソリンホース接続ニップル部に燃料フィルターが入っています。
1KTにはありません。後継機種でわざわざコストをかけてまでフィルターを入れている理由は考慮すべきなので、
1KTキャブにも燃料ホースの途中にフィルターを入れておいた方が良いかもしれません。
ちなみにこのフィルターが入っているせいか、ニップル径が1KTより1mm太いです。
さて、次はようやく1KTキャブを車体へ組みます。
(1KTキャブだけで随分記事を書いてますな)