TL125 その15-1 リアタイヤ取外し・ハブベアリング交換

おそらく新車当時から無交換のタイヤを交換します。

通販で購入したタイヤ。

Amazonで購入しました。

最近はAmazonのバイク関連商品の品揃えが豊富になってきました。

以前はバイク用品専門店のネット通販での部品購入がほとんどでしたが、

最近はAmazonで購入する機会が増えてきました。

今回購入したタイヤ、激安で有名な「マッハ」よりも安価でした。

しかもAmazonの直接販売だったので送料無料です。

タイヤで気になるのが製造年月ですが、送られてきたのは前後ともに

今年製造の新鮮なタイヤでした。

Amazon以外の日本のネット通販店にも頑張ってほしいところです。

TR-011 TOURIST。

ネットで調べた結果、評判が良く手頃な値段のこのタイヤを選択しました。

タイヤパターン。

トライアル車について詳しくはないのですが、

他メーカーのタイヤもほとんど同じようなタイヤパターンです。

キャラメルの形に似ているので「キャラメルブロック」と呼ぶらしいです。

ちなみにゴムはかなり柔らかく、まるで消しゴムのようです。

プロファイルはかなり角張っていますが、装着して空気が入れば丸くなるかな?

タイヤチューブとリムバンド。

タイヤと合わせてこちらも交換します。

作業開始。

今回はリア周りの作業を行います。

リアにはビードストッパーが取付けられているので、

取付けナットを緩めておきます。

タイヤの取外し完了。

毎度の作業なので作業途中の紹介は省略。

スプロケットの取外し。

タイヤ交換と合わせてハブベアリングも交換します。

作業しやすいようにスプロケットを取外します。

大型のスナップリングを取外せば引き抜けます。

オイルシールの取外し。

大型のマイナスドライバーでこじって取外します。

このシール、オイルシールには間違いないですが、実際の役割はオイルのシールではなく、

ベアリングへ水や異物が侵入するのを防ぐためのダストシールです。

ベアリング取外し前の加熱。

必ずしも必要な作業ではありませんが、取外しやすくするために温めます。

ベアリングの引き抜き。

ベアリングプーラーをセットして引き抜きます。

取外したベアリング。

グリスの劣化やガタもほとんどなく、まだまだ使えそうです。

しかしここで取り替えておけばしばらく安心できるので交換します。

新しいベアリングの打ち込み。

ベアリングは左右に1個ずつありますが、左右のどちらから打ち込んでもOK、ではありません。

サービスマニュアルによると右側(ブレーキ側)から打ち込むように指示されています。

左側(スプロケ側)から打ち込むと、ブレーキドラムに対してのブレーキパネルの位置などが狂ってしまいます。

なお、取外し時と同じようにガスバーナーで加熱してから打ち込んでいます。

カラーの挿入。

カラーには錆がなく、状態は良好でした。

防錆のために薄くグリスを塗ってから挿入します。

反対側のベアリング。

ブレーキ側と同様に打ち込みます。

チェーンで引っ張られる力を受けるため、ブレーキ側より大型のベアリングが使用されています。

カラーが挟まれる位置まで打ち込むのですが、最後の一押しはハブが冷めてからにします。

加熱したハブが熱いうちにカラーが挟まれる位置まで打ち込んでしまうと、

ハブが冷めた後にベアリングがスムースに回転しません。ハブが縮むためです。

まあ、加熱しないで作業すれば特に意識しなくて良いのですが。

オイルシールの圧入。

圧入といってもそれほど強い力は要りません。

手で押せば圧入できます。

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