トップケース買い替え

私のZX-14Rにはカワサキ純正のトップケースを取り付けられるようにしてあります。

スタイルは少しカッコ悪くなりますが、ツーリングにはとても便利です。

ところが、先日使おうとしたところ・・・、

うわっ!カバーにヒビが入ってる!

カバーを上蓋から外してみます。

カバーの裏側。

固定ネジの部分も割れてしまっています。

うーむ、いつの間に割れたんだろう!?ぶつけたりした覚えは無いのですが・・・。

樹脂なので、無理な力がかかったまま時間が経過したせいで割れたんでしょうか???

カバーだけを買い替えるという方法もあるのですが、

以前からデザイン的に車体とのマッチングが今ひとつだと思っていたので、

丸々買い替えてしまいます。

購入した新しいトップケース。

中身。

Givi製のtype B47未塗装ブラックモデル(型番:B47NTMLD)です。

今まで使っていたカワサキ純正トップケースも実際は同じGivi製でしたが、これは新型です。

比較。

新型は角ばったデザインです。

容量はどちらも47リットルです。

蓋のロック部比較。

旧型は蓋を閉めた後にバックル状の部品を押さえてロックしていましたが、

新型は蓋を閉めるだけに簡略化されています。

新型のロック機構、実は大きな問題があります。

キーシリンダーにキーが刺さっていなくても、蓋を押さえるだけでカギがかかってしまうのです。

つまり、キーを閉じ込めてしまう恐れがあるのです。

この点は従来品の方が良かったです。

裏側の固定部比較。

これは旧型の固定部。

ベースに差し込むための2本のリブがあります。

新型。

2本のリブに加え、両側に溝があります。

このケースはモノラックシリーズというもので、通常はリブで固定するのですが、

同社のモノキーシリーズのベースに固定するための溝のようです。

モノキーシリーズは2本のキノコ型のピンでケースを固定します。

試してみたわけではないので確証はもてないのですが。

ベースの比較。

元々の物はカワサキ純正扱いだったので、Giviのロゴがありませんが仕様は同じです。

ベースの交換作業。

ベースは交換しなくてもケースは取り付けられますが、

せっかくなので交換します。

小さな問題発生。

ステーのフロント側が厚いため、付属ボルトではナットの緩み止めのナイロン部にかかりません(写真右側)。

長いボルトに交換することにします。

ベースは樹脂製で、むやみに強く締めても緩みやすく、

亀裂が入る恐れもあるのでナットの緩み止めを利かせましょう。

取り付け完了。

以前の物より違和感が少ないように思います。

以前のカワサキ純正ケース装着の写真。

赤いテールランプ風レンズと丸っこいデザインがいまいちに感じていた原因だったかも。

収納状態。

容量は変わっていないわけですが、XLサイズのヘルメットも2個入ります。

さて、これで来月北海道に出発できます!!

今まで使っていたケースはヤフオクへ出品するかも。