スプロケットカバーの固定ボルトの取り外し。
アンダーカウルを付けたままだと、フロント寄りの1本のボルトの延長線上にカウルが位置します。
そこでソケットにユニバーサルジョイントを組み合わせて避けています。
他のボルトも共通ですが、ここの固定ボルトは奥まっています。
そのため差込角9.5mmのソケットを使うならディープソケットが必要です。
チェーンガイドのお掃除。
カバー取り外し後、チェーンガイドも一旦取り外して堆積した油汚れを取り除きます。
私はチェーンにはエンジンオイルを給油しています。
汚れは軟らかく、取り除くのは簡単です。
ドライブスプロケットの磨耗状態。
新品との比較なら減っているのは明らかですが、前回点検時とはあまり変わっていないように見えます。
写真で比較してみます。
前回点検時との比較。
左は2019/7の32,000km走行時点、右が今回39,000km走行時点です。
前回点検から7,000km使いましたが、磨耗はほとんど進行していません。
歯の形は同じ様に見えます。
写真はありませんが、リアホイールのドリブンスプロケットの磨耗もほとんど進行していません。
ドライブスプロケットと合わせて、まだ問題なく使えると判断しました。
この先少なくとも50,000kmまでは使いたい。
マメな給油を続けていきましょう。
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私は、今回の点検でスプロケットはまだ使えると判断しました。
しかし、こんなに磨耗しているからとっくに交換時期だろ!と判断する方もいるかもしれません。
あなたはどう思われますか?
スプロケットの交換時期を、明確に判断できる基準はないのでしょうか―。
「磨耗したら交換」というわけにはいきません。
使い始めた瞬間から磨耗は始まります。
一方、問題が起きるまで使い続けるというのも無理です。
歯が折れたり、チェーンが空転したりしかねません。
チェーンが外れれば事故にもつながります。
ここがいくつになったら、あそこがこうなってきたら、のようなはっきりした基準が知りたい。
少し前に記事にしたチェーンのように調べてみることにします。