ブレーキ・クラッチレバーグリスアップ 2017/6

2017年の今年の秋、2回目の車検を受ける予定です。

良いきっかけなので、少しずつあちこち整備していくことにします。

今回はブレーキレバーとクラッチレバーのピボット部のグリスアップを行います。

・・・しかし、思わぬ発見をしてしまったのでした。

クラッチレバー。

グリスは汚れていますが、潤滑状態は良好です。

記録を確認すると2013/3にグリスアップを行っていました。

古いグリスを取り除いた後で、新しいグリスを塗っておきます。

ブレーキレバー。

私のZX-14Rは、ブレンボのRCSラジアルマスターシリンダーに交換しています。

クラッチ側と同様にグリスアップしましょう。

ブレーキレバーの潤滑状態。

クラッチレバーと同様、良好です。

こちらも記録を確認したところ、2013/11にピボット軸を交換した際に

グリスアップを行っていました。

ところが、ピストンを押すロッド先端の潤滑状態を確認するため、

ダストブーツを外してみたところ、、、

ブレーキフルードの漏れ発見。

少量ですが、フルードが漏れていました。

量はごくわずか、1ccにも満たないと思いますが、明らかに漏れています。

現状、レバータッチに異常はなく、ブレーキの効きも正常です。

しかしフルードが漏れるのは異常なので、原因を調べます。

一旦、漏れたフルードをふき取り、レバーを複数回握ってみましたが、漏れは確認できません。

どうやら、ごくわずかずつ滲むように漏れてきているようです。

漏れは異常ですが、ここは「セカンダリーカップ」です。

キャリパーのピストンを作動させるフルードの圧力は掛かりません。

わずかに滲む程度であれば、ブレーキが効かなくなる恐れはありません。

ZX-14Rに装着のこのマスターについては、しばらく経過観察します。

その代わり、私が所有するもう1台の車両、ヤマハR1-Zも点検してみます。

R1-Zにも全く同じマスターシリンダーを取り付けています。

まさかとは思いますが・・・、

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