2017年の今年の秋、2回目の車検を受ける予定です。
良いきっかけなので、少しずつあちこち整備していくことにします。
今回はブレーキレバーとクラッチレバーのピボット部のグリスアップを行います。
・・・しかし、思わぬ発見をしてしまったのでした。
クラッチレバー。
グリスは汚れていますが、潤滑状態は良好です。
記録を確認すると2013/3にグリスアップを行っていました。
古いグリスを取り除いた後で、新しいグリスを塗っておきます。
ブレーキレバー。
私のZX-14Rは、ブレンボのRCSラジアルマスターシリンダーに交換しています。
クラッチ側と同様にグリスアップしましょう。
ブレーキレバーの潤滑状態。
クラッチレバーと同様、良好です。
こちらも記録を確認したところ、2013/11にピボット軸を交換した際に
グリスアップを行っていました。
ところが、ピストンを押すロッド先端の潤滑状態を確認するため、
ダストブーツを外してみたところ、、、
ブレーキフルードの漏れ発見。
少量ですが、フルードが漏れていました。
量はごくわずか、1ccにも満たないと思いますが、明らかに漏れています。
現状、レバータッチに異常はなく、ブレーキの効きも正常です。
しかしフルードが漏れるのは異常なので、原因を調べます。
一旦、漏れたフルードをふき取り、レバーを複数回握ってみましたが、漏れは確認できません。
どうやら、ごくわずかずつ滲むように漏れてきているようです。
漏れは異常ですが、ここは「セカンダリーカップ」です。
キャリパーのピストンを作動させるフルードの圧力は掛かりません。
わずかに滲む程度であれば、ブレーキが効かなくなる恐れはありません。
ZX-14Rに装着のこのマスターについては、しばらく経過観察します。
その代わり、私が所有するもう1台の車両、ヤマハR1-Zも点検してみます。
R1-Zにも全く同じマスターシリンダーを取り付けています。
まさかとは思いますが・・・、
続きはこちらで。