継続検査(車検)
2023/9

 私にとっての2年に一度の鬼門、ZX-14Rの継続検査、車検です。

 なぜ鬼門か。それは過去4回の全ての排ガス検査で不適合、再検査になっているから。特に2年前はCO濃度7.78%というワースト記録を叩き出し(基準は3%以下)、3回目の再検査でようやくパスしたのでした。

 はたして今回は?、いってみましょう!

 松本自動車検査登録事務所

 自宅からは10分、近くてとても便利。しかし単純にまっすぐに来てしまうとエンジンが十分に温まらないので30分ほど遠回りをしてやってきました。

 受付を済ませ書類を準備して検査ラインへ向かいます。さあ勝負!

 検査ライン退場後。

 結果は・・・まさかの?一発合格!

 拍子抜けしてしまいました。毎回不適合、再検査となる排ガス検査を一発クリア!

 毎回CO濃度過多で不適合になるので、しばらく前から色々整備したり点検していました。O2センサ交換、スロットルボディ清掃、負圧センサー点検等々。

 しかし解決の糸口を掴めず今回の車検を迎えてしまったのでまったく意外です。

 排ガス検査時の条件は以下の通りでした。

  ①水温93℃、測定前に回転を上げてアオることはせず

  ②左サイレンサーで測定、今までは毎回右で測定

  ③プローブ挿入深さは浅め、10~15cm(過去は30cm以上位)

  ④セカンダリーバルブ復元

  ➄添加剤(フューエル1等)不使用

 プラグ新品、エアクリーナー無交換(2年前に2回不適合となった時の物のまま、4000km位使用)、添加剤不使用


 ②については何となく今回やってみましたが、効いたとは考えにくい。触媒通過後に左右のサイレンサーに振り分けられる排ガスはどちらで測ってもそのCO濃度に違いはないはず。

 効いたとすれば③か④でしょうか? プローブを深く挿入しないのはWeb上でチラホラ散見されます。過去に検査員が私の代わりに測定をしてくれたことがあったのですが、思い返せばその時もプローブ挿入は浅めでした。しかし差し込み深さがCO濃度の違いになるとは理屈では考えにくい。

 ④については装着している方でも不適合になっている事例が散見されるので無関係なような。ただしサブコンの中にはスロットルボディの負圧センサー出力を騙して燃調を変更するものがあるようなので、セカンダリーバルブ有無で負圧が変化するなら影響はあるのか?

 一発合格は嬉しい。しかしいつもと同じく気持ちがスッキリしない車検なのでした。

交付された新車検証。

A4サイズの今までのものから、ICタグ入りの小さなものになりました。小さくて困惑。

有効期間のシールは印刷位置のズレがあったためその場で申し出て再印刷してもらいました。どうやらたまに発生しているようなので、受け取ったらすぐに確認したほうが良さそうです。

 松本クラフトビールフェスティバルにて。

 いったん帰宅後、この日から開催の同フェスティバルへ出掛けました。車検合格にカンパイ!

 記録を見返したところ、4年前の車検時も同じくビールフェスティバルで祝杯をあげていたのでした。車検からのビールフェスティバル、私にとっての夏の終わりの風物詩です。


 車検費用記録

  検査手数料 1,800円(2年前比+100円)

  重量税 3,800円(変更なし)

  自賠責保険料 8,760円(2年前比ー510円)

  合計 14,360円


 下記ページで松本自動車検査登録事務所で車検を受ける場合の手順をまとめています。ユーザー車検を受ける方は参考にどーぞ。

 って実は一番役に立てているのは自分自身だったりします。2年毎なんで手順を忘れそうになるので。

 ユーザー車検手順まとめ