私のZX-14Rはどこかがおかしいのではないか? 燃調が濃くなってしまう要因があるのではないか?
きっかけは8月に受けた車検です。以前の車検と同じく排ガス検査で悪戦苦闘。特に今回はひどく基準値の2倍超のCO濃度値を叩き出してしまいました。過去最高記録、いや、過去最悪記録更新です。
そこでZX-14Rに診断機(スキャンツール)を接続して各種センサーの状態をチェックしたいと考えるようになりました。少し前から診断機や接続アダプターを用意してそれらの記事も書いてきましたが、今回はようやくZX-14Rでの接続、通信を試してみた記事です。
結果を書いてしまうと診断機と車両の通信はうまくいかず、車両の各種センサーなどの情報を見ることは出来ませんでした。一体どうすればうまくいくのか困惑しています。次はどうする!?
診断機接続用コネクタ。
シート下のリレーボックス脇、スポンジの窪みに収められています。
納車後数年は純正オプションのETCの電源がこのコネクタから取られていましたが、以前に別の場所からの取り出しに変更したので今は何もつながっていません。防水キャップが取り付けられています。
診断機(スキャンツール)の接続。
私の2012年式ZX-14Rの診断機接続用コネクタは6ピンです(内1ピン不使用)。カワサキ車用アダプターの6ピンコネクタを介して診断機を接続します。4ピンコネクタは使いません。
不可解な点が1つ。2012年式ZX-14Rの診断機接続用コネクターとアダプターのコネクターではピンアサイン(割り当て・配置)が一部一致しないのです。アダプターのピン位置を変更して一旦接続を試します。
パソコンを接続して通信テスト。
車両のキーを回してON、パソコンから接続を実行するのですが、・・・通信できません。サービスマニュアルの回路図を睨んだり、Webで日本語だけでなく英語で検索したり、接続するピンを変えたりもしたのですが、どうあがいてもうまくいきません。接続エラーになって通信が確立されないのです。
カワサキ独自のプロトコル(通信方法の取り決め)のせいなのか、診断機に問題があるのか。お借りしてきた診断機でも試してみましたが、結果は同じで通信できません。
Webで散々調べて分かってきたのですが、どうやら2012~2015年式のZX-14Rには一癖ある模様。試行錯誤は続きます。