長野二輪日記
(2021/4/1~)

2022/3/27 2022年 ジムカーナ走り初め

 週末4/2(土)はジムカーナの合同コソ練(APPP)に今年初の参加です。場所は去年に引き続き長野県は朝日村のあさひプライムスキー場駐車場。8の字GPでは冬の間に作ったタイム測定器を使って35秒を切るべく練習します。しっかりニーグリップ、上半身はリラックス、曲がる方向に早めに顔を向ける!

 お近くの方、一緒に参加してみませんか? 今回は少人数でのコソ練(コソコソ練習)なのでジムカーナ初体験に最適です。肘と膝のプロテクターだけは必須(ジャケットやパンツ内蔵でも可)ですが、バイクの車種は問いません。さすがにアメリカンでは苦しいですが。

 いきなり走るのはちょっと、という方はとりあえず見るだけでも。会場で声をかけてもらえれば簡単な説明位は致します。どーぞ遊びにきて下さいませ。詳しくは下記サイトにて。

長野モトジムカーナ練習会

昨年の練習会にて。

2022/2/27 松本電子部品商会

 地元ネタ。    

 昔々、私が中学生の頃。私が住んでいた長野市には電子部品店が2店ほどあった。名前の通り細かい電子部品を小売する店である。

 当時電子工作にいそしんでいた私は度々通い、部品を買って何か作っていた。でもあまりしっかりカタチになるものを完成させたことはなかったような気がする。部品を眺めたりいじったりするだけで楽しかったのかもしれない。

 月日は流れて30数年、長野市に当時あった店は2店ともなくなってしまった。理由はいくつかあると思う。

 まず電子部品の単価は安くあまり儲からないこと。小型の抵抗器なんかだと1本10円とかで販売される。その割りに品種は多いから販売の手間はかかってしまう。

 自分で何かを作ったり故障を直そうと考える人が減ってきていること。通信販売で何でも安く買えるし、スマートフォン1台で多くの小型電気機器の役割を果たせるから、その必要がなくなった。

 スマートフォンの普及で無線機が売れなくなったこと。電子部品店は無線機も販売していることが多い。しかしスマートフォンが普及した現代ではわざわざ無線機を買う人は減った。販売されている無線機の代表格にアマチュア無線機というのがあるけれど、免許を取得しないと使えないし。

 ここからが本題。私が現在住んでいる松本市ではどうかというと「松本電子部品商会」という店がある。ところがこのお店、店主の方が80数歳とご高齢のため、最近は開いていない日が多かったのである。少し前からは「このお店を譲ります」なんていう張り紙が出されていた。前述の長野市の例もあって、このまま無くなってしまうかもと思っていた。

 最近、ジムカーナ用タイム測定器の部品を探すために何となく行ってみた。今日も閉まっているかな、ひょっとするともう店じまいしてしまったかもなどと思いながら。

 営業していた。店番をしているのは今までいた方ではなかった。その方にお話を伺ってみると、元々は店の常連客だったそうなのだが店を継いだそうである。店内の整理をしながら週に5日の営業をしているとか。店じまいの心配は当面なくなりました。

 電子部品は通販で何でも買える。しかし身近に販売する店があると大変助かるのだ。通販では送料がかかるし、注文して届くまでは早くても2日ほどかかる。抵抗1本欲しいときに買える店が身近にあるのは大変助かるのだ。ささやかながら今後も利用させてもらいましょう。

松本電子部品商会。

 現在の営業時間は11~18時、定休日は月・水。ただし今後変わるかもしれないとのことなので、訪れる場合は事前に確認を。

2022/2/5 ふーん、壊れるんだ

 「5000km毎にエンジンオイル交換しないと、エンジンが壊れますからね」 整備士ははっきりとこう言った。

 先週末は自分の乗る四輪車の車検だった。1年半ほど前に名古屋へ買いに行った中古のトヨタ オーリスである。バイクはずっとユーザー車検だが、四輪車はいつも業者に依頼している。

 私が車検を依頼している業者は、説明を受けながら検査の様子を見ることができる。検査ラインの入場時、最後にいつエンジンオイルを交換したかと尋ねられた際に冒頭の説明をされたのだ。

 5000km毎にオイルを交換しないとエンジンが壊れることはない。本当なら街中は故障車だらけである。私の場合は四輪車については無頓着で2年に1回の車検毎、走行距離にして10000~15000km位で交換しているが、別にエンジンが壊れたことはない。

 普段は読まない取扱説明書の記載を確認してみた。するとオーリスでは15000km毎、または1年での交換が案内されていた。私も技術屋の端くれとして会社勤めをしているが、メーカーが出す数字は実験評価などに裏づけされたもので、さらにマージンを確保した値とするのが普通である。

 エンジンが壊れる、と言われたら車にあまり詳しくない人はエンジンオイルの交換を依頼するだろう。オイル代と交換工賃で売り上げを立てたいのは分かる。しかし正しくない情報で脅すようにしてオイル交換をさせるのはいかがなものか。

足回り検査中の模様。

 検査結果はというと細かい問題はあったものの無事終了。2007年式で新しくはないですが、問題が出なければまた2年乗りましょう。

2022/1/29 試作機再テスト  

 ジムカーナ用のタイム測定器の試作機を作ってみたものの、LEDの明るさが足りず屋外ではまともに見えなかったのは前回書いた通りです。そこで見やすくするためにLEDの電流を出来るだけ増やし、コントラストを上げるためにスモーク板を取り付けてみました。

 しかし残念ながら結果はほとんど改善されず相変わらずよく見えません。春までにはまだ時間があるので超高輝度LEDを使って改良版を作ることにします。

テストの模様。

表示が点灯しているのですがほとんど見えませんね。屋外は明るいもんです。

2022/1/23 試作機完成

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2022/1/5 冬休みの宿題?完成。

 今日は年末年始休みの最終日、明日は仕事始めです。この休み中、実家への帰省の傍ら最も時間を費やしていたのがジムカーナ用タイム測定器の製作です。

 測定器にはマイコンを使っています。マイコンはプログラムで動きます。そのプログラムは慣れた方ならさほど苦労しないはずですが、慣れない私にとっては悪戦苦闘でした。Webで調べたり本を読んだり。

 しかし試行錯誤の末にようやく狙った動作をするようになってくれました。

 基本回路とプログラムの目処が立ったので、次はLEDを並べた大型表示器を作ります。使用予定のLEDは100個余り。老眼にはしんどいですが頑張っていきましょう!

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2022/1/3 謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。

 本当は2021年の年末にバイクの乗り納めをして、その写真を載せて2021年を締めくくるつもりでした。ところがそのころからとても寒い日が続き、さらには雪が舞ったりして乗れず、そのまま大晦日、元旦、2日と過ぎて新年3日目の今日になってしまいました。

 ならば乗り初め(のりぞめ?)といきたいところですが、現在の外気温は氷点下1度、道路には積雪。この年末年始休み中にはバイクには乗れないかもしれません。

 代わりに工具のネタを少々。

 私のZX-14Rは2012年式です。今年2022年でちょうど10年目を迎えました。その間毎年約5,000kmを走り、現在の総走行距離は45,000kmです。

 今まであちこちの整備はしていますが、ホイールベアリングとステムベアリングは無交換です。ホイールベアリングについては頻繁に点検していて使えるところまでは使うつもりですが、そろそろ交換時期を迎えるでしょう。

 ベアリングの交換には適切な工具が必要です。ところが市販品では私が適切と思える物がありません。ならばと作りました。

名?「NN(長野二輪)ベアリングインストーラーセット」

 地元の機械部品加工業者に依頼して製作してもらいました。私の夢の1つに、バイク整備に役立つ便利な工具を作りたい、使ってもらいたいというものがあります。これはその1つです。

 ベアリングが最適な状態で圧入できるように考えて設計しましたが、本当にうまく機能するかは使ってみないと分かりません。今後実際に使ってみて検証します。

 無い物は作る、試してみる、とことん考えてみる。そして世界中のバイクをもっと良くしたい。本年も「長野二輪」をどうぞよろしくお願いします。

管理人

2021/12/21 人生は挑戦なのだ

 「35秒チャレンジ」、始めました。

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2021/12/4 移行はしたけれど

 少し前の日記で記した通り、当ホームページの新環境への移行を行いました。定期的に見ていてくれる方は、デザインなどが大幅に変わったことで気付かれているでしょう。

 移行はしたけれど、がっかりです。理由は3つあります。

 1つ目は各ページのデザインが大幅に崩れてしまったこと。直せば良さそうなものですが、対象の箇所が多すぎてとても直しきれません。

 2つ目はページ作成・編集時の操作性、レスポンスが大幅に悪化したこと。記事を書くのを面倒に感じるようになってしまいました。

 3つ目はサイト内の各ページのURLが日本語混じりに勝手に変更されてしまったこと。リンクが切れてしまっている箇所多数です。日本語混じりだとURLをコピーして他のアプリなどに貼り付けると無意味なアルファベッド列に化けたり、自動リンクが機能しなくなったりもします。メールの文中でURLを案内するときなどに困ってしまうのです。これもページ数が多いのでとても直しきれません。

 このままGoogleサイトを使い続けるのがイヤになってきました。他社のサービスに乗り換えたほうが良いのかもしれません。嗚呼、前の環境の方が良かったのに。

2021/11/25 当ホームページのデザイン変更について

いつもご覧いただきありがとうございます。今回の日記はこのホームページ「長野二輪」のデザイン変更についてお知らせです。

このホームページはGoogleが提供するGoogleサイトというサービスで制作しています。このサービスがこの度リニューアルされることになりました。

実はリニューアルは既に始まっていて、11月末をもって今のこのサイトは編集できなくなります。そのため近日中に新サービスサイトへの移行作業を行います。

移行後はデザインなどが大幅に変更されます。私は今のデザイン、構成などで特に不自由は感じていないのですが、そのまま維持はできないようです。URLなどは変わらないはずですが、大きな変更になりますのでいつもご覧いただいている方は驚かれるかもしれません。

このホームページの立ち上げから10年近く経ったでしょうか。今では多くの方が見ていてくれるようで嬉しく思っています。今後とも「長野二輪」をどうぞよろしくお願いします。

制作者より

2021/11/14 初転び

プスン、グラッ、ガシャッ!!!

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2021/11/9 週末の予定

11/13(土)は長野モトジムカーナ練習会に参加します。自身3回目の走行です。

今のところ好天の予報ですが、問題は気温。現地の予想最低気温はマイナス4℃。日中は10℃前後になりそうなものの朝の寒さは厳しそうです。自走で行くので道中凍結していないと良いのですが。

興味のある方は是非参加または観に訪れてみてください。車種は何でもありです。

詳しくはHPにて。長野モトジムカーナ練習会

前回参加時の模様。

レベルアップには思い切りや試行錯誤も必要。結果、転んでしまうこともあるかも!?

2021/10/27 鹿肉ジャーキーはどうなんだ

今年6月、「ラーメン店の野生」というタイトルで日記を書いた。ラーメン店で提供されている鹿肉の竜田揚げを食べてみたら「ケモノ」で今一つだったという話である。それから4ヶ月、今度は鹿肉のジャーキーを食べてみた。

鹿肉のジャーキーは近所のスーパーで買った。安く売られているのをたまたま見つけたのだ。なかなか売れなかったようで賞味期限が迫るのを前に少し安くなっていたのだ。とはいえ値段は25グラムで税込み637円。元々の売値は810円だったらしい。安くはない、というか高い。

表示によると長野県産の鹿肉を山形県の加工業者でジャーキーに加工しているらしい。それなりに手間がかかっているようなのでお高いのは仕方なさそうだ。

さて、肝心の味はどうだったか。夕飯の時に家族で食べてみた。

クンクン。まずは臭いを嗅いでみた。クサイ。やっぱりケモノを感じる。口に入れるのをためらうほどではないけれど。

モグモグ。食べてみた。味は牛のジャーキーと似ている。というか濃い目の味付けで鹿肉そのものの味がよく分からない。肉自体の味も薄いようである。臭いは食べている間は気にならなかった。

評価は最高点を星5つとするならば星2つ。長野県産なので甘めの評価にしたいところだけれどそれが率直な感想だった。この評価は妻と娘とも一致した。

鹿肉の竜田揚げ、ジャーキーと食べてみたけれどどちらも今一つだった。3度目の正直ではないけれど、次は市内にある鹿肉販売店で肉を買って食べてみます。美味しい鹿肉を食べてみたいけれど果たして?

鹿肉ジャーキー。

★★☆☆☆

2021/10/23 さらばG's ONE TYPE-X

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2021/10/19 診断機接続で悩む

ウーム、うまくいかない。どうしたものか。

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2021/10/15 拍子抜け

昼過ぎに向かった先は松本駅前のバスターミナルビル。在住の松本市の新型コロナウイルスワクチン接種会場です。自分の年代としては遅まきながらのワクチン接種に行ってきました。

あまり急いで受ける気にはならず申し込みを遅めにしたので今日が1回目の接種です。

受付、予診票記入確認、医師の確認を経て接種ブースに入ります。Tシャツの袖をまくり上げ上腕部を出して準備完了。

いい大人とはいえ、やっぱり注射は嫌だなあ、痛いかなあ。

「はい、終わりです。絆創膏貼りますね」

エエッ、いつの間に済んだの? まったく痛くなかった。針を刺された感覚もなかった。あったのは腕をちょっと擦られた位の感覚だけ。本当に私は接種されたのかっ!?

帰宅後にWebで調べてみると、私と同じように全く痛みを感じなかった人はいるようです。拍子抜けの1回目接種でした。

2021/10/12 独り居酒屋

ビールが好きなのである。水のようにカポカポ飲む。家でカミサンに愚痴を聴いてもらいながら飲むのも好きだし(カミサンはいい迷惑かもしれないけど)、居酒屋で飲むのも良い。

今回の話は居酒屋で飲むとき、さらには独りで飲むときである。ツーリング先でビジネスホテルに泊まった時とか自宅近くの松本駅周辺などで独りで飲みに出かけることがある。おっ、この店なんだか良さげ。入ってみるか。暖簾をくぐる。

店員「いらっしゃいませ!、何名様ですか?」

私「1人なんですけど」

店員「ゴメンナサイ、今日は予約が入っていまして(お断りします)」

ということに何回か遭遇してきた。そうか予約が入っていては仕方ないよな、と思っていた。以前は。しかし予約があまり入りそうにない平日の夜なんかでもたまにそうやって断られることがあった。む、本当に予約客はいるのか?

居酒屋によって違うのだろうけれど、どうも独りの客を入れたくないようなのだ。推測される理由はいくつかある。

・読書したりスマホをいじったりであまり注文をせず売り上げにつながらない。

・やたらと話しかけられたら仕事の邪魔になる。

・独り客が座っているために、後から来た複数人の客を受け入れにくくなる。

・独りで飲みに来る様な奴は変人に違いない。ありないわ。シッシッ!

どうやら独り客を断るときの方便として「予約が・・・」と言ってるようなのだ。

私の場合はというと、持参した文庫本を読んだり、ツーリングマップルを眺めることが多い。

しかし生中をハイペースで飲んで料理もいくつも注文する。店員にやたら話しかけたりもしない。売り上げ的には悪いお客ではないと思うんだけどなあ。そうでない人もいるから仕方ないか。

その点、自宅近くの「養老乃瀧」では入店を断られたことがない。いつ独りで行っても笑顔で受け入れてくれる。あまり混んでいることがないので経営的に大丈夫なのかと思ってしまうのだけれど。

料理のお味はどうということはないのだが、たまに独り居酒屋をする私にとってはこの先もずっと営業していてほしいと思うのだった。

2021/10/4 診断機を使おうとしたら

「!」

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2021/9/27 蒸気機関車を眺めて思ったこと その1

子供の頃、鉄道が大好きだった。列車を眺めたり、父から借りたカメラで写真を撮ったりしていた。大人になったら列車の運転士になりたかったのだ。

特に好きだったのは蒸気機関車である。当時は長野県南部の木曽福島という小さな町に住んでいて、その町の駅、木曽福島駅の駅前にはD51が保存展示されていた。

当時は今のように何でもかんでも禁止の面倒な時代でなかったから、機関車の運転席に入ったり、さらには機関車の上によじ登ったりすることができた。

確か、石炭を燃やす「火室」の中に入ってみたことがあった。閉じ込めの危険なんかを考えると今では考えられない。入らないまでも火室の蓋はとても重い鉄製なので指を挟んだりすれば大怪我をする。なので現在保存されている蒸気機関車ではそもそも火室の蓋を開けられないように細工して固定してあったりするのだ。

運転士になる夢は失ってしまったけれど、蒸気機関車は今でも好きだ。保存されている蒸気機関車があると立ち寄ってみたくなる。

数日前、ぷらっとバイクで走りに出た時に蒸気機関車を眺める機会があった。漆黒の鉄のメカの塊はやっぱり格好良い。昔も今も同じように思う。

しかしあれから40年近く経った今、じっくり機関車を眺めると新たに思うところがある。1つは蒸気機関車というのが現代の車両、機械と比べて恐ろしく手間がかかるということ。

蒸気機関車は可動部だらけである。それらには油による潤滑が欠かせないが、オイルシールなんてものはない。なので膨大な箇所に頻繁に給油しなければならないのだ。

灼熱の夏の日も、極寒の冬の日も片っ端から給油をして回らなければならない。給油漏れがあればたちまち焼きつくだろう。さらには石炭や水の補給、灰を捨てたりもしなければならない。運行に伴う苦労は大変なものだっただろうと考えさせられたのでした。

給油箇所の例。

四角いプラグをレンチで外して給油します。このような給油箇所がそこらじゅうにあります。給油漏れは焼き付き直結、責任重大。

この日眺めた蒸気機関車、D51 238。

長野県木曽郡木祖村薮原にて。Webで調べたところ蒸気機関車は長野県だけで30両近くあるらしい。蒸気機関車を巡るツーリングも良いかも。

「その2」はまた近いうちに書いてみます。

2021/9/19 部品の模倣品対策

いつの世も人がすることは変わらないものです。

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2021/9/15 ZX-14Rでジムカーナにチャレンジ

無謀にも?ジムカーナ練習会にZX-14Rで参加してきました。

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2021/9/6 CO濃度超過

新車購入から9年目、4回目となるZX-14Rの車検に行ってきました。やっぱり今回も一筋縄ではいかなかった。

くわしくはこちら。

継続検査(車検)2021/9

2021/8/31 毛無峠に行ってきた

一昨日の日曜日に行ってみました。詳しくはこちら

2021/8/28 2ストでもあるまいに

数日前、出勤するために国道を走っていたときのこと。乗っているのは1年前ほど前に買ったオーリスだ。

前を走る車が急減速をして止まったので、私もグッと強めにブレーキをかけて止まった。その瞬間。

「ピーツ(警告音)」「!?」

ABSが作動したから?いやそこまで急ブレーキではないし、作動してもいちいち警告音は鳴らないだろう。メーターパネルに目を落とすと「エンジン油圧低下」の表示。

もしや。会社の駐車場でエンジンオイル量をチェックしてみると、スティックに全くオイルが付いてこないではないか!

おーい、オイルよどこに行った?たしか1年前に買った時はオイルは十分入っていたような。油圧低下の警告が出たのは、低いオイルレベルで急減速したのでオイルが偏り、オイルポンプのストレーナーからオイルを吸えなくなって油圧が瞬間的に低下したせいだろう。

自宅へ帰ってオイルを補充する。少し入れれば下限位には回復するかと思い、まずは500ccほど入れてみる。

しかしちっともスティックに付いてこない。少しずつ継ぎ足していくと上限になるころには何と2.5リットルも入ってしまった。全容量は4.2リットルだから、半分以下になっていたのだ。

オイル漏れの痕跡はないので消費している。整備記録から推測すると3000~4000kmで1リットル消費している計算だった。Webで調べるとどうもこのエンジンの持病らしく、特にエンジンブレーキを多用すると顕著だとか。

以前乗っていたウインダムではほとんど減ることはなかったから、オイルレベルを点検することもなく油断していた。

ヨーロッパ車なんか結構減るらしいけど、減りすぎだよなあ。定期的にチェックして補充することにします。2ストでもあるまいに。

2021/8/23 ハンドスピナー

何年か前に「ハンドスピナー」なる物がちょっとした流行になった。大したものではなく(失礼)、指でクルクル回すだけのオモチャだ。どこが面白いんだ?回すだけでしょ?

しかしである。最近、キーボードの横に置いたベアリングを左手でクルクルと回している。ベアリングはホームページの記事を書くための資料に手元に持ってきたものだ。

大した意味は無いのだけれど、ついクルクルさせてしまう。精密加工された金属としての魅力もある。ハンドスピナーが流行った理由が分かる気がしたのだった。

クルクルさせているベアリング。

たしかR1-Zのスプロケットハブベアリングだったかな。シールを外してグリスを洗い流してあるので抵抗少なくよく回ります。手が鉄臭くなるのが欠点。右手にマウス、左手にベアリング。クルクル。

2021/8/18 山賊との戦い

私の住む長野県中部地方には「山賊焼き」という郷土料理がある。「焼き」とはいうが実際は油で揚げた料理である。鶏肉をにんにく醤油ダレに漬け込み、片栗粉をつけて揚げた料理なのだ。

どうして山賊という名前なのかというと、山賊は「(物を)とりあげる」=鶏揚げる、ということらしい(諸説あり)。

山賊で思い起こすのは学生時代に乗っていたスズキのBandit250。Banditとは山賊だ。カブってエンジンが止まる持病「Bandit病」で有名だった。高速道路走行中にエンジンが止まって冷や汗をかいてから、なんとなくスズキ車を敬遠するようになった思い出の?バイクなのだ。この出来事がなければカワサキのZX-14Rではなくスズキのハヤブサを買っていたかもしれない。

私は山賊焼きが好きで、最近はバイクで出掛けていって食べることが多い。そこでお盆休みの最終日は以前から気になっていた自宅近くの店に山賊焼きを食べにいくことにした。

Webの情報によるとその店の山賊焼きはかなりのボリュームらしい。しかし私は大食らい、燃費悪め。そばなら3人前くらいはいける。少々ボリュームが多くても食べちゃうもんね。

店に入り入口近くの4人がけのテーブル席に座った。ほどなく店員が水を持ってきた。

メニューを眺める。一通り目を通したけれど、今日は最初から山賊焼きを食べるつもりで来ている。店員を呼び「山賊焼定食」と告げた。

その時だった。近くに座っていた男性、私と同年代だろうか、が一瞬ニヤリとした表情をした。「え、オマエそれ注文するの? 食べきれるの?」目が語っていた。

待つこと十数分、山賊焼き定食が運ばれてきた。デカイ。山賊焼きがのった皿はお皿ではなく、おぼんのようだ。食べきれるだろうか。ここに山賊との戦いの火蓋が落とされた。

うまい。しっかりタレが効いている。どんどん食べるも山賊の兵力はなかなか減らない。半分ほどやっつけたところで焦ってきた。残してしまうかも。

汗をかきつつ黙々と戦う。ようやく最後の一切れを食べた。勝った。成敗してやった。

しかしである。ご飯を2口分ほど残してしまった。山賊には勝ったが、脇を固める伏兵のご飯に負けた。

会計を終えて店を出るときには、注文時に一瞬ニヤリとした男性はもういなかった。しかし「やっぱり食べ切れなかったでしょ」とどこかでまたニヤリと笑われたような気がした。

山賊焼定食(1300円)。

次回は「ミニ山賊焼定食(1000円)」にします。無謀な戦いに挑んですみませんでした。

2021/8/12 イカがウナギになる日

「肴(さかな)はあぶったイカでいい」 八代亜紀のヒット曲「舟唄」より。阿久悠 作詞、浜圭介 作曲、リリースは1979年。40年以上前である。

昔はイカがたくさん獲れて安かったのだ。私の父も晩酌にスルメを肴にしていたことがあった。スルメの束から1匹、おっとイカは1杯と呼ぶのだった、を取り出してガスコンロで炙って、アチャチャと言いながら手で裂いていたっけ。

7月末、3泊4日のキャンプツーリングで向かった先は青森、竜飛岬である。2日目に竜飛岬を訪れた後は近くの今別町の鋳釜崎キャンプ場にテントを張った。

キャンプ場は海を見下ろす崖の上にある。津軽海峡、対岸に北海道を見渡す絶景。

絶景に加え平らで軟らかな草地のテントサイト、掃除の行き届いた水場とトイレ。さらにはゴミを出すこともできるのになんと無料。素晴らしいキャンプ場だった。

松本市では北アルプスを望むアルプス公園というところにオートキャンプ場を整備する計画があるらしいけれど、こういうキャンプ場を真似してください。

夕飯の前に津軽海峡に沈む夕日を眺めていると、男性が近付いてきた。年齢は70歳前後だろうか、キャンプ場のすぐそばに住んでいて、猛暑のこの日は夕涼みを兼ねて散歩に出たらしい。度々キャンプ場の利用者と話をするそうだ。

津軽海峡を望むこの場所に昔から住んでいるらしく、興味深い話をいくつか伺うことができた。

冬でも海水温が高いので海辺に雪はあまり積もらない。雪が多いのはもっと山側の方。

海峡には日本海から太平洋に向かって強い海流がある。昔、力の弱い船では海流に逆らうとちっとも進まないことがあった。

「大間のマグロ」が有名になっているけれど、漁場は大間港周辺ではなく竜飛岬の辺りだったりする。

徐々に沈む夕日を眺めながら30分ほど話す中、興味深かったのはイカ漁の話である。

かつてはイカ釣り船が海峡を埋め尽くした。ここから数えてみると40隻もあって、その灯りで陸まで明るかった。

しかし年々イカが獲れなくなった。漁師も減った。イカが減ったのでそれを食べる大型魚も減ってしまった。減ったのは気候変動のせいだろうか―。

その異変は私も何となく感じていた。イカのつまみが年々高くなっているような気がしていたからだ。スルメなんかは袋に少ししか入っていないのに400円とかしたりする。

心なしか中身が見えない包装の商品もも増えていて、中身が少ないのを誤魔化そうとしているのだろうかと勘繰ったりしていたのだ。

ツーリングから帰った後でイカの漁獲量をWebで調べてみた。

グラフは1970年からの日本国内のイカの漁獲量である。

2000年頃からの減少ぶりが著しい。このまま推移したら絶滅危惧種になりそうな勢いだ。これでは高くなってしまうのも仕方ないだろう。

もはや「肴はあぶったイカでいい」とは歌えない。そのうち気軽に買えないウナギのようになってしまうのかもしれない。

土用の丑の日のウナギのように年に1度だけ、1匹、じゃなかった1杯2000円のイカを買おうか買うまいかで迷うのかもしれない。

よっちゃんイカは500円になるかもしれない。もはや子供のお小遣いで気軽には買えない。

「イカリング」はタコで代用するしかない。ってタコは高いから無理か。そもそもタコで代用できるのか。「タコリング」は聞いたことがないぞ。

こんなくだらない、いやマジメな話を妻としたところ、将来的には色んな海産物が口に入りづらくなるかもいう結論になった。

たしかに牛、豚、鶏は育てられるけれど、イカは難しそうだ。ウナギも完全養殖化は実用化されていないし。

将来後悔しない様に今のうちにイカをたくさん食べておくことにするので、ビールを買ってくることにします。

2021/8/9 ウェエ、、、

タイヤを交換して、山を走ってきたのですが。

詳しくはこちら。

タイヤ交換(4回目) 2021/8

2021/7/23 北のはずれへ

「ごらんあれが 竜飛岬(たっぴみさき) 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす」、石川さゆりのヒット曲「津軽海峡・冬景色」(※)の一節です。

竜飛岬は青森県津軽半島の突端です。その竜飛岬を目的地に7/19から昨日7/22までキャンプツーリングに行ってきました。

梅雨明けの猛暑と重なった上、リアタイヤがパンクするというハプニングにも見舞われましたが、充実したツーリングでした。様子は少しずつ記事にしてみます。

津軽海峡に沈む太陽。

青森県今別町鋳釜崎キャンプ場にて。

青と橙のグラデーション、素晴らしい夕焼けでした。

※ 津軽海峡・冬景色(1977年)

作詞 阿久 悠

作曲 三木 たかし

2021/7/18 グリップヒーター再接着

昨年末、ZX-14Rにグリップヒーターを装着しました。

取り付け当初は接着剤を使用せずに押し込んだだけでしたが、その後左グリップが回ってしまうようになりました。そこで2液混合のエポキシ接着剤で接着しました。

しかし接着剤が剥がれ、再び回ってしまうようになったので再接着です。

接着剤はセメダインのSUPER X G(ゴールド)。

ハンドルバーとグリップ内側は足付けのためにサンドペーパーで荒らしました。

今度は回ってしまわないと良いのですが。

2021/7/6 叶わぬ想い

私は未だにガラケーユーザーなのである。ガラケーはカシオ製のG's One TypeXという機種。同社の腕時計G SHOCKのように防水で耐衝撃。大容量バッテリー搭載。サイズはスマホほど大きくなくジーンズの左後ろポケットにすっぽり。バイクでキャンプに出掛ける私にはぴったりのお気に入りのガラケーなのだ。

気が付けば購入から10年以上が経過、その間当然ながらどこへ行くのも一緒、故障もしない頼れる奴だ。今でも何ら不具合はないし、出先ではインターネットへの接続もあまり必要ないのでまだまだ使い続けたい。月々の使用料も1600円位と安い。

しかし出会いがあれば別れがくる。来年2022年の3月で3G回線のサービス終了になるので、使えるのはどうあがいてもそれまでだ。

そこでさすがにスマートフォンを買うべくボチボチ検討を始めているのだが、欲しくなる機種がない。今使っているガラケーのような防水、耐衝撃、大容量バッテリーの機種が欲しい。そういった機種もあるにはあるのだけれど、動作が不安定だったりするようなので買う気にならない。安定して動作するのって何よりも大事なはずだけどどうしたことか。

―カシオにはスマートフォンの製造を続けていてほしかった。カシオは頑丈で信頼性が高く、値段はさほど高くない製品を作るメーカーという印象だ。

思い返せば子供の頃からカシオの製品をたくさん買ってきた。腕時計、電卓、ポケコン、置時計、デジタルカメラ、携帯電話、最近は娘用に買ったキーボードもカシオ製である。

しかし残念ながらカシオはもうスマートフォンを製造していないので買うことはできない。叶わぬ想いなのであった。

自宅のカシオ製品集合。

探せば他にもあるかもしれない。

そういえば、処分してしまったけれどデジタルカメラもあったっけ。

えーと写真は、探してみたらありました。

カシオ製デジタルカメラGV-10。

購入は確か2001年末。

単3電池4本使用というデカくて重い奴。

しかし防水で耐衝撃、確か10秒間の動画も撮れた。

スノーボード、オフ車での林道遊びで大活躍した思い出のデジカメでした。

この写真は隣のPentax製のデジカメに買い換えた時に撮影したもの。

撮影日は2004年、今から実に17年前。

2021/7/4 「ちょっと何言ってるか分かんない」

「ちょっと何言ってるか分かんない」

お笑いコンビ、サンドウィッチマンの富澤さんのボケ台詞である。

私はテレビはほとんど見ないけれど、サンドウィッチマンは好きだ。特にこのボケ台詞はお気に入りなのだ。

「真綿を締めるようなフィーリング」、・・・ちょっと何言ってるか分かんない、のである。

マニアックな話になってしまうのだけれど、「真綿を・・・」はイタリア、ブレンボ製ブレーキ製品のインプレで見かける表現である。多分、ブレーキパッドがディスクを挟む感覚が伝わってきて、コントロールしやすく効きも十分、ということを言っているようだ。

Webで検索をかけてみると、「真綿で首を絞める」という表現は見つかるけれど、それとはちょっと違う。

第一、真綿って何なのだ? 調べてみると、綿花の綿ではなくて、蚕のまゆを綿状にしたもののことを指すらしい。

真綿を目にしたことがあるかというと、どうだろう。以前行った富岡製糸場の見学で目にしたかもしれない。

でも「締めた」ことはないから、どんな感触かは分からないのだ。やっぱり、「ちょっと何言ってるか分かんない」

ZX-14R装着のフロントブレーキマスターシリンダー、ブレンボの17RCS。

「真綿を・・・」の表現はよく分かりませんが、お気に入りです。

RCSマスターシリンダーは、ピストン径19mmの19RCSの方が一般的です。

しかしこれはそれより2mm小口径の17RCSです。

19RCSよりストロークは長めになりますが、それがコントロールのしやすさにつながっていて、

効きも少し強くなっています。

2021/7/3 カワサキプラザ松本

私の住む松本市にもカワサキ車の専門店、カワサキプラザがオープンしました。カワサキプラザ松本です。先日立ち寄ってみました。

店舗は外観、内装ともに黒主体の色使いで高級感があります。オープン記念の花も華やか。

車両展示スペースには、ゆとりを持った間隔で展示車両が置かれています。この「ゆとり」といういうのがここでは大事ですな。

格式の高いレストランだと、料理は大き目の皿の真ん中に控えめに盛り付けられています。「ゆとり」があります。それと同じで車両展示スペースのゆとりが店の高級感アップに一役買っています。私はどちらかというとお皿に目一杯、ギュウギュウの特盛りが好きですが。

店内にはBGMが流れ、さらにはアロマの良い香りが漂っています。これらはカワサキプラザ全店共通らしい。うーむ、なかなかやります。

バイクショップには独特のにおいがあります。ガソリン、エンジンオイル、各種ケミカル、新品タイヤ等々の入り混じったにおい。

しかしここではピットが完全に分かれているせいもあってそのにおいはせず、アロマの香りが漂うのでした。

来店アンケートにご協力いただけませんが、と声をかけられたので回答しました。回答後に記念品のカワサキプラザのガイドブックとコーヒーを渡してくれたお姉さんもステキでした。

というわけで、初めて行ったカワサキプラザは上質なお店を実現すべく徹底していて、まるでレクサス店のようでした。レクサス店は昔一度冷やかしで入っただけなんだけど。

さて、今後利用するかどうか。私は整備を自分で行い、車検もユーザー車検、当面車両を買うつもりもありません。なので部品購入だけになりますが、利用するかもしれません。

今までは自宅から30分以上かかる隣の市のショップ、ZX-14Rを購入したショップですが、そこで部品を購入しています。

しかしカワサキプラザ松本は自宅から10分もかからず、断然近いのです。部品はどこで買っても中身も値段も同じなので、プラザを利用するかもしれません。

けれども、今までお付き合いをしていたショップは、国産4メーカーを扱い、さらには近隣農家の農機具の修理もするようなショップです。以前修理していたCL125のマフラーを溶接修理してもらったり、融通がききます。

一方のカワサキプラザで販売するのはカワサキ車のみ、整備もカワサキ車以外はしないとのこと。多分だけれど、これちょっと溶接してもらえない?なんていう相談は無理そうです。

何事も試してみないことには分かりません。とりあえず2ヵ月後の車検に向けた整備のための部品はプラザで注文してみることにします。どちらがお肌に合うかしら?

頂いたカワサキプラザのガイドブックとコーヒー。

ガイドブックにはプラザの店舗づくり、購入後のサポートなどが載っています。

コーヒーはNinjaブレンドですって!

2021/7/1 高ボッチ高原キャンプエリア

長野県塩尻市の高原、高ボッチ。太古の昔、ダイダラボッチが休憩したことからそう呼ばれるようになったとか。

先日立ち寄ったところ、キャンプエリアが整備されていて驚きました。

元々は諏訪湖の夜景や富士山の撮影で写真愛好家には人気の場所だったのですが、キャンプが出来る場所はなかったのです。

しかし最近、女の子が原付に乗ってキャンプに出かける「ゆるキャン△」というアニメ、ドラマに舞台として登場したために人気の場所になり、整備に至ったらしい。

ただし、キャンプ場ではなく「キャンプエリア」としているのは、整備されたキャンプ場ではないためのようです。トイレはあるものの飲料水はありません。標高は1,700m弱と高いので相当寒いときもあるでしょう。風も強そうです。

しかし絶好の夜景が眺められる場所なので、近々キャンプしてみます。なんといっても私の自宅からは40分弱です。金曜日に会社から帰宅後に出掛ける、なんてことも出来そうです。

高ボッチ高原キャンプエリア(テントタープエリア)

オープンは今年からとのこと。

場所はあまり広くないので、今後認知度が上がってくると混雑しそうです。

2021/6/29 説法

境内の桜が散り二月あまり、当山も梅雨を迎えました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

この世のあらゆる生命は水、すなわち雨無しでは生きていくことができません。しかし降りしきる梅雨の雨は二輪車に乗る機会を遠ざけるものであります。

しかしながら、仏の道ではこう説かれております。一時の雨は二輪車と向き合い、慈しみ、新たな旅立ちへ向けての準備の機会をもたらすものであると。

人類の英知によって、二輪車の信頼性は大きく向上致しました。しかしながら、愛情を持って二輪車に向き合うことで厄介事を防げることはいつの世も変わらね真理なのです。

どうかこの機会に今一度ご自身の二輪車と向き合っていただき、各部の締結は確実か、油脂は十分かを確認頂きますよう、切にお願い申し上げます。

なお当山では現在、開山300年を記念しまして、転倒の災いから皆様をお守りする「不転達磨守り」を頒布しております。SNS等でも話題のお守りです。1口から受け付けておりますので、この機会に是非ともお申し込み下さい。

皆様方のご無事を祈念申し上げます。

合掌

走道宗 廻県寺 第十四代住職 油依 良潤

とあるお寺で頂いたお便りに住職の挨拶文が載っていました。独特の言い回しと最後の「合掌」に興味を引かれたので、それを真似て説法風に書きました。

全部デタラメです。ゴメンなさい。懺悔。

2021/6/26 美笹深宇宙探査用地上局

くわしくはこちら

2021/6/24 ラーメン店の野生

長野県には「テンホウ」というラーメン店がある。県内に30数店舗を構えるチェーン店で、長野県民にはお馴染みの?店なのだ。先日、ツーリング帰りに昼食で立ち寄った時のこと。

日曜日、店は家族連れで混雑していた。しばらく待ち合い席に座り、壁のメニューを眺める。

「鹿肉の竜田揚げ 680円」。年々増え続ける鹿を食べて減らすべく、長野県庁と協同して提供されているメニューらしい。

ここ長野県では鹿が増え続けて困っているのだ。木の皮を食べて木を枯らす、農作物を荒らすなど食害が深刻なのだ。車との衝突事故を起こすこともある。

独身時代、暇な夜はバイクでふらっと山へ走りに出掛けた。独身寮から5分も走るとワインディングなのだ。

真っ暗なワインディングを走っていくと、暗闇に鹿の目がキラリと光る。道路の真ん中で鹿が立ちすくんでいるのだ。

不思議なことに夜道の鹿は、バイクで近付いてもすぐに逃げようとしない。コーナーを抜けたら鹿が群れていて、ぶつかりそうになったこともある。エンジン音が聞こえて、光るライトが近付けば逃げそうなのに不思議なのだ。

増え続ける鹿を減らしたい。そこで食べる文化を根付かせ、積極的な狩猟につなげようと長野県が試みているのだ。

鹿肉は食べたことがある。しかしその味はあまり覚えていない。味付け肉だったので素材の風味があまり感じられなかったというべきかもしれない。

そこで今回、ラーメンと合わせて食べてみることした。鹿肉の実力をみせてもらおうではないか。

カウンター席に案内され、注文を受けにきた店員に「鹿肉の竜田揚げと・・・」、と伝える。すると店員は一瞬戸惑ったような表情をした。そして少々お待ち下さい、と言ってカウンターの向こうに何やら確認に行ってしまった。どうやら鹿肉の竜田揚げを注文する客は少ないようで、準備があるかを調理担当に確認に行ったのだった。

「鹿肉の竜田揚げと味噌ラーメンですね」、ほどなく戻ってきた店員。無事に注文はできた。

待つこと数分、鹿肉の竜田揚げが運ばれてきた。見た目は普通の竜田揚げである。当たり前か。見た目で鹿だと分かるわけはない。脇にツノでも添えられていれば別だけれど。

せっかく注文した鹿肉である。しっかり味を確かめるべく、味噌ラーメンより先に食べてみた。添えられたマヨネーズやレモン汁を一旦無視して鹿肉だけを口に運ぶ。

長野の山々、うっそうとした雑木林。野生を感じた。家畜とは違う野生の肉の臭みがあった。強い臭みではないけれど。味は豚とも牛とも鶏とも違った。獣。何でも美味いとバクバク食べる私にしても、もう一度注文することは多分ないだろう。

鹿肉の味の評価は大きく二分されている。1つは臭くて今一つ、すすんで食べるものではないというもの。今回がそうだった。

もう1つは美味しいというもの。フランスでは高級食材ですよ、なんていう声もきく。

きっかけは忘れてしまったけれど、この数日前に職場の同僚と鹿肉の味についてのそんな世間話をした。長野県ってやっぱり山国ですな。鹿肉が美味しいかそうでないかなんていう話は、都会の会社ではそうそうしないだろう。

鹿肉は捕ってからの処理が重要で、その方法いかんで味が大きく変わってくるらしい。

美味しいのか、果たしてマズイのか。本当の実力を知りたくなってきた。幸か不幸か、自宅から割と近くに鹿肉を販売している店がある。処理にこだわり、美味しい鹿肉を販売しているらしい。近いうちにそこに行ってみよう。

はたして鹿の実力はいかに?

鹿肉の竜田揚げ 680円也。

2021/6/21 長い直線の先で

交差点を右折して、松本トンネルへ向かう。トンネルへ続く道は去年まで有料道路だった。道路幅は広くカーブも緩く走りやすい。ZX-14Rを加速させていった。

長い直線に差しかかるとRV車が前を走っていた。名古屋ナンバーのレンジローバーだった。ゆっくり走っていたので登坂車線区間で追い抜いた。

その数十秒後である。前方の道路脇の空き地から人が現れた。道路に出てきて「止まれ」と書かれた大きな赤旗を掲げる。取締りの警察官だ。速度違反やらかした!

しかし警察官が止めたのは私ではなく後続のレンジローバーだった。完全に私かと思ったが違ったのだ。

直前の速度は同じか私の方が少し早かったくらいだろう。速度違反の取締りなら私を止めていたはず。理由は分からないがバイクは取締まらない方針だったのか、それともシートベルトか携帯電話使用の取締まりだったのか。

速度違反だとしたらレンジローバーの運転手は「何で私を!前を走っていたバイクを捕まえろよ!」と不満を言うに違いない。やっぱりシートベルトか携帯だったのだろうか。

ここ最近、いや数年で一番ドキッとしました。心臓に悪いわ。

2021/6/15 リアブレーキパッド

ZX-14Rのリアブレーキパッドが磨り減ってきました。キャリパーを外して点検すると、残り厚さは約1mm、中央の溝も無くなりかけています。3ヵ月後の車検に合わせて交換しましょう。

磨り減ったリアブレーキパッド。

新車から40,000km使った純正品です。

バックプレート裏には断熱材の様な物が貼ってあり、それを薄いステンレス板が覆っています。

目的は鳴き止めでしょうか。

凝った構造のせいか値段は社外品よりお高く、8,184円(税込み)です。

しかし効きをはじめ特に不満は感じていないので、純正品で交換します。

純正品の安心感ってあると思うのですよ。

2021/6/9 高速道路の50km/h規制

中央自動車道を自宅に向けて走行していたときのことである。前方に白黒のセダンが現れた。パトカーだ。

100mほどの車間距離を保ち、パトカーの後ろを走る。速度はメーター読みで100km/h位。

しばらく走っていると、道路工事の車線規制予告表示。ほどなく車線変更を促す矢印と50km/hの速度規制標識も現れた。前方を走るパトカーも50km/h位に減速、すると思いきや―。

しないのである。若干減速したとはいえ、70~80km/h位で走行を続けている。緊急走行中ではなかった。高速道路の50km/h規制って、守らなくても良いんだっけ!?

そんなことはないと思うのだけれど。そういえば雨天時の50km/h規制下で取り締まられている車って見たことがありません。

文字だけの記事ではつまらないので、ZX-14Rのメーター写真をオマケ。

間もなく時速300km到達です。

ではなくて本当はこれ、キーON時のメーターテスト動作を撮ったものです。

2021/6/1 R1-Z、揃い踏み

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2021/5/25 お墓巡り

近頃バイクで出掛けている場所、それは近場のお寺です。去年のツーリングで訪れた岐阜の龍安寺の広間に感銘を受けたのがきっかけでした。コロナ禍で遠出しにくい状況ですが、お寺は近場にたくさんあって密にもなりません。

境内も良いのですが、私の興味を引くものがお寺にはあります。それは古いお墓です。山沿いの歴史あるお寺には古いお墓があります。墓石に刻まれた元号をみて、この頃はどんな世の中だったのだろうかと想像するのが楽しいのです。

先日訪れたお寺の古いお墓には「元禄」とありました。西暦1700年前後、江戸時代です。当時の人々はどんな暮らしをしていたのだろう?電気は無いので暗くなったら寝るだけだろうか。私は数年前に盲腸で手術したけれど、当時ならきっと命を落としていただろうなあ。ご先祖は何をしていたのかなあ。そんなことを想像しながらお墓を眺めるのでした。

2021/5/22 ブーツ新調でがっかり

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2021/5/16 デジタル時計とアナログ時計

今年9月にZX-14Rは4回目の車検を迎えます。そこで過去の整備内容を見返して車検時の作業を考え始めました。整備内容はこのホームページ上に記録していて、日付、走行距離、内容を表にしたものです。

見返していて思いました。前回整備からの走行距離や期間が把握しづらい、もっと分かりやすい方法はないだろうかと。

そこで、目で見て分かりやすいかたちにできないかと考えて作ってみたのが↓です。作ってみると思いの他分かりやすく、今までの表と合わせて更新していくことにしました。

納 ←3年→ 車 ←2年→ 車 ←2年→ 車

車 検 検 検 指定交換距離・期間

走行距離 万 00000000001111111111222222222233333333334

千km 01234567890123456789012345678901234567890

エンジンオイル ―■―――――■――――■――――――■―――――■――――■――――■―――― 6000km

オイルフィルタ ―■―――――――――――――――――■―――――――――――――――■―――― 18000km

プラグ ――――――――――――■―――――――――――――――――――■――――――― 12000km

エアクリーナー ―――――――――――――――――――――■―――――――――――――――――― 18000km

クーラント ――――――――――――■―――――――――――――――――――■――――――― 4年

タイヤ ―――――――――■――――――■―――――――――――――――■――――――― ―

チェーン・スプロケ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―

この表わし方、アナログ時計と同じです。アナログ時計は、ある時間からの経過時間や残り時間が一目見れば分かります。一方デジタル時計では足し引きが必要です。

ちなみに私のPCでは正しく表示されていますが、表示環境によっては崩れて表示されているかもしれません。最近はPCではなくスマートフォンで見ている方が多いようですし。本来は↓のようになります(画像に変換しています)。

2021/5/9 チャピィ?

JR明科駅近くにて。

帰宅後Webで調べたところ、ヤマハ チャピィは

ホンダのシャリーのようなバイクだったらしい。

シャリーならぎりぎり知っています。

ちなみにヤマハにはジッピィやボビィというのもあったらしいです。

男カワサキに同じようなバイクは・・・、無いか。

2021/5/4 グリップ接着

ZX-14Rのヒーターグリップを接着して取り付け直しました。

昨年末の取り付け時はハンドルバー、スロットルパイプに押し込んだだけで、

接着しませんでした。

しかし緩くなり簡単に回ってしまうようになってきたので接着しました。

回ってしまえばコードも断線しかねません。

もう5月ですが、長野県の朝晩は冷え込むのでグリップヒーターがまだ活躍しています。

親指と人差し指の辺りが暖まりにくい欠点はありますが、装着して正解でした。

2021/4/27 レコード!?

・・・ではなくてコレ、CD-Rなのである。

プリンターで印刷したのではなく、元々このデザインなのです。

驚きました。

この発想はなかった。

バイク仲間からの頂き物です。

2021/4/18 お薬出しておきますね

2014年、ヤフオクで7年落ちの日産マーチを258,000円で買いました

格安購入でしたが、大きな故障なく7年が経とうとしています。

しかし先日、車内に甘いような臭いがしました。

甘いような臭い・・・、漏れた冷却水の臭いです。

エンジンルームに漏れがなく車内に臭う場合、

ヒーターコア周りからの漏れが疑われます。

本当は分解して目視確認でもすれば良いのですが、ヒーターコアは

ダッシュボードの奥の方で、相当分解しないと到達できません。

そこで水漏れ防止剤を投入してみることにしました。

人間に例えれば、手術はせずにまずは薬で様子をみるといったところです。

ワコーズの水漏れ防止剤。

ワコーズ製品は優秀なので、漏れが止まることを期待。

格安で妻用に購入したマーチですが、妻も気に入っているようなので

もう少し頑張ってほしいです。

しばらくはにおいや冷却水の減りに注意してみます。

2021/4/12 風に舞う

4/11、下諏訪町の慈雲寺にて。

桜の季節はもうじき終わりですが、まだ桜を楽しめました。

散り始め、舞う花びらもまた美しい。

2021/4/8 いつものやつ。

R1-ZにヤマハのオートルーブスーパーRS、通称「赤缶」を補充。

他のオイルはほとんど使ったことがありませんが、

これは飛び散りや煙が少なく、ストレスなくエンジンが回ります。

もっぱらこればかり使っているので、いつものやつ、なのでした。

2021/4/4 桜を眺めに

満開の桜を眺めに出かけました。

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